節電!節電!節電!
節電節電うるさいなーもう。
節電しないと非国民!!ってか。
電気を使うのは悪みたいな風潮はいくない。何もする気がおきなくなるじゃないか。僕のモチベーションを返せ。
ということで、原発と経済について。
原発は言うほど安くないのではないか、という議論。
それはそうなんじゃねーか?
どこまで補償することになるのか知らないが、恐らく「あの」東電が吹っ飛ぶレベルになるだろうから、安くはないわな。
一方で、じゃあ、原発を止めよう!と言ったところで、この夏はどうするのか。冬はどうするのか。念じれば発電できるならいいんだけどな。
ということで、僕は結構現実派なので、しばらくは動かすしかしょうがないんじゃない?派。
- 作者: ダン・ガードナー,Dan Gardner,田淵健太
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/05/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 174回
- この商品を含むブログ (49件) を見る
↑これめっちゃ面白いんだけど、要は「911直後、人々は飛行機を止めて車で移動した。結果、増加した交通事故で911の直接の死者以上の死者が出た」という話。
人は「悲惨で」「日常からかけ離れた」死に方に対して過剰なリスクを感じる、という話。
911で言うと、あまりにも日常的な交通事故死は一つ一つが取り上げられることはなく、一方で唐突で理不尽な飛行機の突入による死についてはずーーーっと語り継がれる。その総数で見ると、飛行機の突入で死ぬのは宝くじに当たるよりもあり得ないにも関わらず。。。
ちょっと広げ過ぎたけれど、要は放射能被害で死ぬ、子供ができなくなる、悪影響を受ける、という得体の知れないリスクに対して過剰なリスクを感じているのではないか、という話。
でも、致死量の放射能を食らった人の末期は本当に恐ろしいのは事実。ああなりたくない、って気持ちは人間誰しも持つだろう。でも、その目線を理性で乗り越えねばならん。
@infoseekeが良く言ってる、「様々な直接被害に加えて、環境・観光などなどの影響も考えたら負の塊だろ、あんなの」って主張も正しいと思うよ。
でも、一方で、じゃあ今どうするの?って答えは?
自然エネルギーとか馬鹿馬鹿しくてもう全く触れないけど、とりあえず動かさなきゃいかん火力については常に↓こんなキナ臭い世界と相対する覚悟が必要なんだ。
交渉下手な日本には無理だろ。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21920720110628
20年、100年の計画上では自然エネルギーに期待をかけるのもいいだろう。
今すぐは?どうすんの?我慢?いつまで?罰金?罰則?将軍様かよ(苦笑)
人の欲望を無理に抑えようとすると社会主義国家、全体主義国家になるよー。
特高に告げ口するかのような時代が来るのか。
案外来るんじゃないかと思っている。
本気で。
起ったことはしょうがない。それを冷静に分析して、何を得て、どう糧とするか、だろう。
逃げたらいかんぜ。
冷静に見つめようぜ。
ということで、海産物にガイガーカウンター向けて、全部リアルタイムでtweetするとか、そういう透明化の試みを各地で進めて欲しいものだ。結論ありきでガチガチに動けなくなるより、変化率に敏感な仕組み作りだろJK。
東電の数字をリアルタイムで公開する試みは相当いいぞ。あんなのだよ、今必要なのは。